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吉三だより平成24年3月号

やよい三月です。

母間の風景いつもなら島が一番活気づく頃ですが、今年はサトウキビ・タンカン・ジャガイモ等、農作物の不作に気分も沈みがちです。
昨年五月末の台風、夏の雨不足、害虫の発生、一月の長雨とイノシシにこれでもかこれでもかと言われているような天災だったような気がします。
弊社の吉三会長も「長い間生きてきたが、こんなに不作の年は記憶にない。」と言います。
でも島の人達が、淡々とこの事実を受け止めている様子は私に取りましては驚きであり胸に迫るものがあります。
自然の前で謙虚であれとは良く言われていますが、あらがいようのないものに対する気持ちなど、やり場のない感情が湧き上がってきますが、島の風景の中、淡々と明るく日常生活が営まれる様にはただただ頭が下がります。そんな中でもうれしい事に、昨年十月に二件の親戚宅に男の子と女の子が誕生しました。

久しく赤ちゃんの感触などに接することがない中で、帰島の度に会えるキラキラとした瞳と笑ってくれるようになった表情に安らぎを覚えます。 だっこさせてもらいながら、子ども達の成長した先にある島の将来が明るいものである事を願っています。
その責任を果たしていくのが、私達の使命でもあると吉三の背中が訴えているのを感じてしまうこの頃です。

 (はつみ記)

吉三と仲間達の農園ニュース

◆たんかん出発式◆

たんかん出発式たんかん収穫

徳之島町・徳之島町柑橘生産組合により、たんかんの出発式が行われました。昨年は天災の多い年で減収でしたが、「幸せになる味」は健在!お届けするのが楽しみなります♪ 『 吉三と仲間達の農園』へ

◆農園スタッフのレポート◆

ビニールハウスの建設は順調に進んでいます。
2月も雨が多く作業はなかなかはかどらない状態が続きました。
気温も思いのほか上がらず、農作物の成長にも幾分か影響が出ましたが、ジャガイモは 何とか成長し、収穫が できそうです。
今後は、たんかんの出荷作業とスウィーピーの収穫と忙しい毎日が続きます。

(農園スタッフ)

◆農業生産者募集◆

一緒に農業をしてみませんか?
吉三と仲間達の農園では、島の農業技術発達と増収を目指して一緒に農業を取り組む方を募集しております。
農作物の作り方は、吉三と仲間達の農園でご指導いたします。
ハウス等の見学随時実施しております。
販路につきましては当方で請け負っております。 興味のある方はお気軽にお問合せください。

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